山陽リレーコラム「平井の丘から」
岡山から台湾へ―高雄・逍遥園を訪ねて歴史を旅する 蘇紋槿[2026年9月17日]
掲載日:2026年9月17日
カテゴリ:地域マネジメント学科
2026年9月12日に、公開講座「観光地になる台湾の『逍遥園』~どのような物語が語られているのか~」を開催しました。台湾・高雄にある歴史的建造物「逍遥園」は、日本統治時代の1930年代に大谷光瑞によって建てられ、別荘、戦後の軍人の居住地、そして廃墟へと姿を変えてきました。一時は解体の危機に直面しましたが、市民や研究者による保存活動が行政を動かし、2020年には日台の専門家の協力によって再生されました。現在は、歴史を伝えるだけでなく、日本と台湾の新たな交流を生み出す場として活用されています。
講座のテーマを決める際、最初はどのような内容にするか迷っていました。そこで思い出したのが、2026年3月、日本語教育の研修で高雄を訪れた東京女子大学の学生たちを逍遥園に案内したことです。
近年、日本人向けの台湾への修学旅行も増えてきています。また、台湾の大学には、多くの日本人留学生や交換留学生が在籍しています。そうした中で、旅行会社が企画した一般的な台湾旅行のコースとは異なり、現地の人々だからこそ発信できる、より有意義で特色のある観光地や観光コースが求められているのではないかと感じました。
今回の公開講座が終わった後、参加者の方からも、「旅行会社が作ったコースだけではなく、台湾ならではの観光地や、現地の魅力を感じられる観光コースをもっと紹介してほしい」という意見をいただきました。
また、岡山桃太郎空港からは台北行きの直行便が毎日運航されているほか、高雄行きの便も週3回運航されています。そこで、皆様にもぜひ活用していただきたいものとして、「みんなの台湾修学旅行ナビ」をご紹介したいと思います。
このサイトでは、修学旅行先として選ばれた台湾各地の観光地が紹介されており、高雄の逍遥園もその一つとして掲載されています。
台湾の歴史や文化をより深く知り、現地ならではの魅力に触れる旅を考える際に、ぜひご活用いただければと思います。
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