山陽リレーコラム「平井の丘から」
物言わぬ生き物たちとの生活で 大坂卓
掲載日:2026年2月10日
カテゴリ:看護学研究科・看護学部
私の自宅には、猫やフェレット、爬虫類や外国産のクワガタなど、十数匹のペットたちがいます。日々の餌やりから飼育ケージの掃除など、やることも多いのですが、子どもも手伝ってくれるようになり、充実したペットライフを送っています。
動物の種類にもよるのですが、彼らは当然言葉を発しませんし、理性の高低差もあって時には尻尾ではたかれ、爪で引っかかれ、またある時には噛みつかれそうにもなり、実にサバイバルな瞬間を体験することもしばしばです。
そのような日々を過ごす中で思うことがあり、動物たちはみな「自分を映す鏡」ということです。自身がイライラしたりしているときは彼らも攻撃的になり、逆に穏やかな気分で対面すると驚くほどおとなしく、手の上で眠ってしまうこともあります。彼らに言葉は伝わりませんが、私自身の微妙な感情の変化に伴う接し方の変化を敏感に感じ取り、行動しているのだろうと思います。これは対人関係でも言えることであり、「他者は自身を映す鏡である」という言葉の通りだと思います。
自身の感情コントロールは様々な場面でのパフォーマンスと、得られる成果に大きく影響します。日常生活であっても、仕事であっても、結局のところは「どれだけ人と人とがつながり続けていくか」が宝になると思います。
物言わぬ生き物たちとの生活は大変ですが、これもまた自分の人生をより良いものにしていくための貴重な時間です。日々自分自身を見つめ続けながら、より良い教育・研究が実践できたら、と思っています。
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