山陽リレーコラム「平井の丘から」
勉強するならどのプログラム言語? 古川徹[2025年8月28日]
掲載日:2025年8月28日
カテゴリ:ビジネス心理学科
ここでは、多少の経験を踏まえてお話をさせていただきます。私のプログラム言語学習の変遷を少し述べれば、スタートはN88-BASICであり、本学(昔の国際教養学科)や他大学で教えていました。PCの画面で雪を降らせるプログラムの作成などを実習させ、学生たちとワイワイやっていたのが今では懐かしい思い出です。その後は、Microsoft AccessでのVBAやCGI用のPerlに没頭し、他大学ではC言語、本学のゼミではWebアプリケーションのためにJavaを教え、この数年は学内Webページの構築のためにPHPやJavaScriptを再学習し、最近は、データサイエンス教育のために授業でPythonを教え始めました。
さて、残念ながら、学生から「勉強するならどんなプログラム言語が良いですか?」と尋ねられたことはあまりありませんが、回答するとしたら、「現在、流行っている言語」「Webに関連する言語」と回答するでしょう。
学習をして、無駄になった言語は一つもありません。その意味ではどんな言語を勉強してもよいのですが、「現在、流行っている言語」の場合、市販の書籍を含めて、とにかくネットの情報が豊富です。プログラミングに行き詰まったとき、ネットを検索して解法のヒントを見出した経験は数え切れません。参考になった外国のページも多数あります。
また、言語学習の目的が特にない場合は、すぐに結果が目に見える形で反映される言語がよいでしょう。そのような反映は実際面白いですし、やる気を起こさせる刺激にもなるからです。この意味では、ゲームでも良いですが、Webに関わる言語がよいでしょう。
上記の2つの意味では、独断ですが、PythonやJavaScriptの言語学習をお勧めします。もちろん、学校等でC言語等の授業があれば、まずは、指定言語を一生懸命勉強してください。
なお、必修科目になった高校の情報Iでは、学習するプログラム言語は、PythonやJavaScriptなどですが、この流れはしばらく続くと思われます。また、現在のWeb開発ではJavaScriptは不可欠であり、Pythonはその分野にもさらに大きく進展していくでしょう。その意味でも、これらの言語をお勧めします。生成系AIの活用により、言語学習は容易になりました。
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