岡山市大学生まちづくりチャレンジ事業
岡山市大学生まちづくりチャレンジ事業
岡山市の「大学生まちづくりチャレンジ事業」の大賞に、山陽学園大学学生チームが選ばれました。
報告会は2018(平成30)年2月15日(木)に岡山市内で開かれ、7大学12チームが発表しました。
最優秀の大賞に、山陽学園大学の学生チームが岡山市中区南部の地域の避難マップの作成・啓発活動により受賞しました。
チームリーダーは生活心理学科4年生岡本京子さんです。
報告会の当日は急病の岡本さんに代わり、生活心理学科3年の江原希美さんと、2年生蔵野菜緒さんが発表を行い受賞に至りました。
岡本さんを中心に夏から活動を開始し、6小学校、協働いただいた地域の方々、各学区連合町内会、操南・操明学区連合自主防災会から情報提供をいただき「岡山市中区南部地震・津波・洪水・高潮からの避難を考えるマップ2018」を編集し13,000部印刷しました。
マップは6小学校を中心に地域に配布しました。
チームメンバーは総合人間学部生活心理学科学生で、岡本京子(リーダー)・赤木華子・井本結衣・坂本桂奈弓・佐藤明子・江原希美・蔵野菜緒・高橋未奈さんの8名です。
活動風景
旭川河口で補強された堤防を見る。(2018年1月18日)
活動報告会で報告(2018年2月15日)
平井小学校を訪問し先生に趣旨説明(2018年1月18日)
副市長から大賞を受ける。(2018年2月15日)
避難マップでまちづくりチャレンジ大賞 チーム代表の岡本京子さんに聞く
自信を持ってマップを広めていくことができます
2018(平成30)年2月、岡山市の大学生まちづくりチャレンジ大賞を受賞した学生チーム代表の岡本京子さん(総合人間学部4年生)にインタビューしました。
― 「岡山市中区南部地震・津波・洪水・高潮からの避難を考えるマップ」で大賞を受賞されましたが、避難マップを作ろうとしたキッカケは?
岡本さん:2016年に先輩達が編集した平井学区の避難マップを見て、本学がある操山より海側の学区の人はどのように避難するのかが気になったからです。また、私が平井学区より海側にある操南学区地域に住んでいるためです。
― マップを作っていて一番大変だったことは?
岡本さん:マップ全体を作ることです。1本1本道の線を引き、通れるか通れないかを判断するのが難しかったです。
― マップが出来上がったときの気持ちは?
岡本さん:マップにいろんな情報が書き込まれていて、凄いものが出来たなと感動しました。役に立つといいなと思いました。
― マップを配った時の周りの人の反応は?
岡本さん:近所付き合いや、集会などでマップが広がって行くのを実感しました。「学区をまたいでの避難マップが無かったため、どう逃げていいのか改めて知ることが出来た」と言われました。
― 大賞を受賞しての気持ちは?
岡本さん:驚きました。自信を持ってマップを広めていくことができます。今後の活動も継続していってほしいです。危険箇所などまだ曖昧な所があるので確実に出来たらいいなと思います。
大学生まちづくりチャレンジ 岡山市キックオフシンポジウム(2017年7月15日)で方針を説明する岡本京子さん
母校操南小学校の前で学生メンバーに説明
岡山市中区南部「災害避難マップ2018」
制作した岡山市中区南部の「災害避難マップ2018」は、以下からダウンロードできますのでご活用ください。