山陽リレーコラム「平井の丘から」

「睡眠のお話」  梅﨑みどり

掲載日:2020年2月5日
カテゴリ:看護学研究科・助産学専攻科・看護学部

 すっきりとした目覚めは、1日のスタートを応援してくれます。そして、気持ちの良い睡眠は学習や作業効率のアップに繋がります。

 睡眠は年齢と共に変化するといわれており、睡眠時間は、新生児では1日16時間程ですが、成長するにしたがって減少します。夜間の睡眠時間は10代で約8.0時間、20代で7.0時間程度になり、40代で6.5時間、65歳では6.0時間と短くなります。睡眠によって、心と体の休息が得られ、記憶の整理やホルモンの調節、脳の老廃物の処理などがなされます。中年期以降には深い睡眠が減り、より浅い睡眠が増え、さらに高齢になると中途覚醒が増えます。そして、成人の約5人に1人が不眠の訴えを持っているともいわれています。

 厚生労働省の健康づくりのための睡眠指針20141)には、睡眠に関する基本的な考え方が示されています。勤労世代では日中の眠気が睡眠不足のサインでもあったりしますが、睡眠不足を感じて、ダラダラ眠ることや、就寝時間を早めることはむしろ逆効果になるそうです。

 心地よく入眠するための方法としては、昼間20~30分程度の軽いウォーキング、就寝時間を一定にする、就寝の約90分前のリラックスしたバスタイム、室温の調整、就寝の3時間前には携帯やパソコンの電源をOFFにする、ハーブティを飲むなど自分に合ったリラックス法をみつけることが良いようです。私は、首と肩の凝りが和らぐ枕を愛用しています。

 睡眠の質を高め、日々の暮らしを心豊かに過ごす方法を見つけてみませんか。

(引用文献)
1) 厚生労働省.健康づくりのための睡眠指針2014.[last access 2020 Jun 25].Available from: https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf.
画像:https://www.happy-semi.com/aroma/index.html
最近の更新状況
マラソンを通じて思うこと 森本眞寿代[2024年1月23日]
こころを大切にする 赤井美智代[2023年10月31日]
「栄養教諭」は「食の大切さ」の伝道師です 岩崎由香里[2023年9月29日]
日本語の変化と日本語教師 山田勇人[2023年8月8日]
教育は長く、人生は短し 神田將志[2023年7月31日]
永遠に生き続ける言葉 酒井正治[2023年7月5日]
働くことと愛すること 毛利猛[2023年5月16日]
茶道の心得 野々上敬子[2023年3月30日]
絵本の世界への切符(認定絵本士養成講座) 磯野千恵[2023年2月27日]
わくドキの子どもの心に寄り添う 前田信美[2023年1月27日]
みなさん データサイエンスを勉強しましょう 岩本隆志[2022年12月14日]
農福学連携をとおして 大島珠子[2022年11月24日]
母と私と息子たち 目良宣子[2022年10月3日]
「地元」に伝え残したいもの 大木淳子[2022年9月21日]
プラットフォーマーと大学 西川英臣[2022年8月1日]
新たな教育県岡山に向けて 菅野昌史[2022年7月21日]
現場から得られる宝物 横溝功[2022年6月8日]
好感度はどう上げる? 藤田依久子[2022年5月27日]
英語圏へのどこでもドア 中野香[2021年6月2日]
不要不急の30年  田辺大藏 [2020年7月16日]
コロナ禍の中で  北岡宏章[2020年6月30日]
手段の目的化  荒木大治[2020年4月3日]
Hair Donation  那須明美[2020年3月11日]
セルフ・エフィカシー  加藤由美[2020年2月25日]
「睡眠のお話」  梅﨑みどり[2020年2月5日]