教員の出版書籍紹介

日本語口語表現辞典<第2版>

カテゴリ:言語文化学科
監修:山根 智恵(言語文化学科)

≪概要≫
2013年に出版された初版に続く第2版である。初版は2997項目であったが第2版は使用頻度が減少した5項目を削除、新たに344項目を追加し、3336項目となった。この辞典の特色は(1)コロケーション(語と語の連結)を意識した見出し、(2)コロケーション・位相・音声情報・表記の解説、(3)様々な場面(例:職場での上司と部下)の会話、(4)巻末の音変化(例:こりゃ、やっとく)、接頭辞(例:プチ贅沢)、接尾辞や発話末尾の表現(例:癒し系、行くぞ)、省略表現(例:イケメン)リストである。この辞典をこよなく愛する執筆者陣15名(監修者を含む)と研究社編集部3名、計18名の一致団結した結果が、楽しみながら読める一冊である。

ISBN:978-4-7674-5022-3

研究社。2020年2月28日刊。本体5,400円+税