山陽リレーコラム「平井の丘から」
いよいよオープンキャンパスが始まります 岡田 典子
掲載日:2019年6月18日
カテゴリ:こども育成学科
6月のある週末、早朝に車を走らせていると、同じ体操服を着てヘルメットをかぶり自転車に乗った男子中学生の列に出会いました。
20人位だったでしょうか。その列のなかにブカブカで真っ白な体操服が初々しい生徒が数人、先導する上級生から遅れまいと前を睨み力強くペダルを漕ぐ姿がありました。「入部して初めて練習試合に行くのかな。」などと、一人あれこれ想像しながら、彼らの無事と健闘を祈りました。そして、保護者や先生方もきっと同じ気持ちで彼らを送り出したことだろうと、思い巡らせました。
目の前の中学生の姿と重なって、ふとオープンキャンパスの体験授業の光景が目に浮かびました。
教員や在学生の話に熱心に耳を傾けておられる方、「山陽学園で学びたい」と決めて何度も参加される方、緊張した面持ちで質問に来られる方、そして、親ならではの視点から子どもたちをサポートしようと保護者の方々が毎年数多く参加してくださいます。在学生も、授業での学びの成果を発表したり、「自分達の経験が役に立つのであれば」と学生生活の体験談を語ってくれたりします。
教育に携わる者として、本学に入学して学びを積み重ね、夢を実現されることを願うと同時に、改めて自らの役割と責任の重さを感じました。
いよいよ、本学でも今年度のオープンキャンパスが始まります。
幼児教育学科の体験授業の様子
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