さる2017年1月8日（日）、毎年恒例の「卒業生による業界研究会」（キャリアセンター主催）が開催されました。対象の大学総合人間学部３年、短大食物栄養学科１年の在学生合計５３名が参加し、先輩たちの貴重な話に聞き入っていました。

これは一般職、および食栄の専門職への就職を希望する学生を対象としたもので、本学の大学および短大を卒業した卒業生１１名（一般職６名、専門職５名）が参加し、後輩達へ貴重なアドバイスをしてくれました。

今年の特徴としては、一般職の６名全員が「英語を勉強しておくように」とアドバイスをしていたことです。これは今まで無かったことで、ホテルなどの職種だけでなく全職種で岡山でも毎日外国人と接する職場になっていて、日常会話という意味の英語は必須であるとのこと。また全員が自己分析の重要性を説いており、ある卒業生は、最初の面接で「なぜうちなのか、なぜその職種なのか」を問われ、うまく答えられなかったため、次回の面接までに様々な店舗を回って、なぜ私はその企業を目指しているのかを整理して２回目の面接に臨んだこと、またある卒業生は「やりたいこと」を考えていたら一生終わってしまう、そうではなく「できること」を考えたら道が見えてくる、など大変実践的なアドバイスを送ってくれていました。

卒業生に依頼しているのは、やはり本学の卒業生ということで、企業のいいところも悪いところも包み隠さず話してくれること、および一般論ではなく本学の学生にあった就活のコツ、それも古いものではなく最新のものを話してくれるからで、今回も大変為になる貴重な話をしてくれたと思います。本当にみなさんありがとうございました。

（キャリアセンター部長：神戸康弘）

・参加企業一覧

☆卒業生の主な感想

・意欲的に話を聞いてくれたので、少しリラックスして話すことができた。

・しっかりとメモを取ったり質問がよく出て良かった。笑顔も多く楽しく話せた。

・しっかりメモや質問をしてくれたので良かった。

12月20日（火）岡山プラザホテルにおいて、荒島准教授が岡山東ライオンズの方々を対象にミニ講座を行いました。『すべての人が子どもと子育てに関わりを持つ社会の実現を目指して』と題されたこの講座で、子どもたちだけではなく、その保護者との関わり方についての事例を紹介しながら、保育者や保護者だけではなく、地域社会全体で子どもを守る、育てるという意識が必要であるというメッセージを伝えました。

ちょうど保育園、幼稚園に通うお孫さんをお持ちの方々も聴講されていたこともあり、みなさん真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

保育・教職実践演習の授業内で、季節に関わる園行事について発表を行いました。この授業では各グループに分かれて1月～12月の園行事について由来から遊び方、園児への伝え方など、模造紙を使って作成から発表までを行います。1グループ5分間の持ち時間でどれだけわかりやすく、細かく伝えられるかを考えなければならず、苦戦しているグループもありました。人前での発表は保育者として必要なことですが、その発表を上手に行うことの難しさを今回の授業で感じたようです。

幼児教育学科2年生が『すごろく』作りを行いました。これらは人間関係Ａの授業の1つとして行いました。指導案作成を目的とし、最終的には授業中でのグループ発表までを行います。季節にあったすごろくから、日常生活の流れを取り入れたものまで様々。サイコロも手作り、大きさもそれぞれで、実際に遊ぶ子どもたちを想像しながらいろいろな作品が出来ていきます。制作段階での場面設定など、多様なコミュニケーションと人との関わりを考えていく授業です。

保育所実習Ⅰの授業でフィンガータップを行いました。フィンガータップとは、指先にボタンのついた魔法の手袋ことを言います。フィンガータップ専用の手袋も販売されていますが、毎年この授業では各自手袋を用意し、荒島先生の指導のもと、ボタンの取り付け、選曲、振付、リズムをすべて自分たちで作り上げます。季節にあった曲からアニメソングまで各グループによって内容は様々です。演じるだけでなく、他のグループの発表を見る、聴くといった園児側の役割も体験しながら、園児に指導する立場になった場合を想定して授業を行いました。施設実習を間近に控えた学生にとって、実習先でのレクリエーションのアイディアを膨らませる良い機会となりました！！