助産学専攻科[1年課程]
「愛と奉仕」の精神に基づき“いのち”をつなぐ助産師を育成
2016年4月に開設された助産学専攻科は、山陽学園大学の教育理念「愛と奉仕」を基盤に妊娠から出産と産後の生活が安全・安楽で正常に経過するよう、サポートできる以下の助産師の育成をめざしています。
- ❶日進月歩する周産期医療に即応するための教育を受ける人
- ❷助産師に求められる思いやりのある心を持つ人
- ❸人の悲しみや痛みに寄り添える優しさを持つ人
- ❹あらゆる場面で自ら一歩を踏み出す力をもつ人
- ❺常に自己課題と向き合って学ぶ努力を惜しまない人
こうした助産師を育てる人間教育にも注力しています。
助産学専攻科生を対象とする奨学金制度を設ける病院もあります。
詳しくはお問合せください(入試部 TEL.086-272-4024)。
Admission Policy
- 生命の誕生に真摯に向き合い、周産期医療の様々な場面において責任ある行動ができる人
- 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を探究し、主体的に行動することができる人
- 人と人との関係性を大切にし、地域と連携した母子保健の向上を目指すことができる人
取得可能な免許・資格
- 助産師国家試験受験資格
- 受胎調節実地指導員
- 新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)修了*
*新生児蘇生法講習会専門コースの講習を受講し、資格試験に合格することにより資格取得可能。
Curriculum
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- 助産学 基礎領域
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助産師としての責任と使命、助産診断、助産実践に必要な助産専門分野に対応するための基礎を学びます。
〈学修科目〉
助産学概論
周産期医学Ⅰ・Ⅱ
新生児・乳幼児学
ヒューマンセクシュアリティ論
生命倫理と生殖医療
家族社会学
母子の健康科学
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- 助産学 実践領域
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高度化する周産期医療に対応する専門知識・技術を学び、実習によって実践力を養うと共に、すべての対象者に敬意をもち、倫理的な態度で人と人の関係を築く能力を身につけます。
〈学修科目〉
助産診断学・技術学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
フィジカルアセスメント
周産期ハイリスクケア論
女性の健康支援と健康教育
地域母子保健論 助産管理
助産学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 助産学研究
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- 助産学 関連領域
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安全に対象者のニーズを充たすケアが提供でき、かつ地域の母子保健に貢献できる能力を養います。
〈学修科目〉
周産期代替補完療法
ウイメンズヘルスケア論
Schedule
- 主な
実習施設 -
- 浅桐産婦人科
- 岡山市保健所
- 岡山中央病院
- 香川県立中央病院
- かたつむり助産院
- くにさだ助産院
- 四国こどもとおとなの医療センター
- 総合病院回生病院
- 高松赤十字病院
- たんぽぽ助産院
- 徳島県立中央病院
- 奈義町保健相談センター
- 姫路聖マリア病院
- 福山市民病院
- ぼっこ助産院
- 松江市立病院
- 三宅医院
- など
- 主な
就職先 -
【岡山県内】
- 岡山中央病院
- 岡山市民病院
- 岡山赤十字病院
- 倉敷成人病センター
- 倉敷中央病院
- 三宅医院
- 津山中央病院
- など
【岡山県外】- 徳島大学病院
- 総合病院回生病院
- 香川県立中央病院
- 姫路聖マリア病院
- 高松赤十字病院
- 松江市立病院
- 福山市民病院
- など
大学院看護学研究科 修士課程
地域の人々の健康と福祉に寄与し看護学を発展させる人材を育成
本学大学院は山陽学園の教育理念「愛と奉仕」に基づき、看護学の理論・応用を教授・研究し、看護学の発展および地域社会の人々の健康と福祉の向上に寄与する人材の育成をめざしています。その背景には医療の高度専門化や少子高齢化といった社会の激変があり、在宅医療の推進をふくむ保健・医療・福祉の充実は急務となっています。また、うつ病や統合失調症など、年々増加する精神疾患は、がん・脳卒中・心疾患・糖尿病の4大疾病とならぶ「5大疾病」に位置づけられており、これらの疾病をもつ人々に向けた支援者育成は喫緊の課題となっています。こうしたニーズに応え、本学大学院は「看護学研究コース」と「精神看護CNS(専門看護師)コース」による高度な教育・研究の成果を最大限に活用し、地域社会に貢献していきます。
Admission Policy
- ❶看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
- ❷高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識及び技能)の発展に貢献する意欲のある人
- ❸保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
- ❹高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意志と責任感を持った人
Course
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看護学研究コース
看護師養成課程の教員をふくむ看護学の教育・研究者および研究の成果を地域で活用する看護実践者を育成します。
- 専門領域
- 感染看護学 成人看護学 在宅看護学
コミュニティヘルス看護学 精神看護学
2年以上の在学によって32単位以上を修得、かつ必要な研究指導を受けた修士論文の審査と最終試験の合格により、「修士(看護学)」の学位を授与します。
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精神看護CNSコース
精神看護学分野の総合的な判断力と組織的な問題解決力をもち、精神看護の実践と発展に寄与する専門看護師(CNS)を育成します。
- 専門領域
- 精神看護学
2年以上の在学によって40単位以上を修得、かつ必要な研究指導を受けた課題研究論文の審査と最終試験の合格により、「修士(看護学)」の学位を授与します。
人材育成の目標
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- 1高度な専門知識と
卓越した能力をもつ看護実践者 - 保健・医療・福祉を取り巻く社会のシステムと医療・看護に関する最新知識、科学的根拠に基づく質の高い看護実践力、これらにより保健・医療の中核を担う高度専門職業人(CNSを含む)の育成をめざします。あわせて実践を研究・教育に還元、保健・医療・福祉の発展に貢献すると共に、看護学の向上に寄与する人材の育成をめざします。
- 1高度な専門知識と
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- 2創造性豊かな優れた
研究・開発能力をもつ人材 - 広い視野と柔軟な思考力・想像力をもち、質の高い看護サービスの改革や社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学の開拓と進展に貢献できる人材の育成をめざします。
- 2創造性豊かな優れた
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- 3高度な教育・研究成果を最大限に活かし
地域に貢献する人材 - 取り組む高度な教育・研究の成果を最大限に活用し、少子高齢化の進む地域社会において、市民の安心・安全で健康的かつ文化的な生活と福祉の向上に、積極的に貢献する人材の育成をめざします。
- 3高度な教育・研究成果を最大限に活かし
Various Systems
長期履修制度
職業を有する等の事情により、標準修業年(2年)を超えて一定の期間(上限3年)にわたり計画的に教育課程を履修し、課程を修了することを申し出た場合は、審査の上、計画的な履修を認めます。その場合の授業料(年額)は、通常の授業料の年額に2年を乗じた額を、3年で除した額とします。本制度の詳細につきましては担当教員にご相談ください。
一般教育訓練給付金制度
本学大学院が教育訓練給付制度の指定講座となりました。